映画『一献の系譜』9月26日(土)より新宿武蔵野館で上映中!

【石川/Ishikawa】

国の名前が付くお酒「日本酒」。

その造り手「杜氏」。

能登という風土が醸し出す、

酒造りの世界を追った

オムニバスドキュメンタリー。


石井かほり監督が二年半かけて挑んだ映画『一献の系譜』の東京上映が

9月26日(土)より新宿武蔵野館にてスタートしました。

上映期間は二週間となりますので、お見逃しなく!

▼ 9月26日(土)・27日(日)

①  9:45~終11:28(本編より上映)

*上映終了後に監督舞台挨拶(約20分)

▼9月28日(ヶ月) - 10月2日(金)

① 10:30~終12:20

その後のスケジュールにつきましては新宿武蔵野館HPにてご確認ください。

http://shinjuku.musashino-k.jp/coming.php

【今後の上映予定】

大阪(10/17〜)・神戸、長野(11/21〜)・山形(11/28〜)・名古屋

ミラノ「本物の日本講義特別」(10/2・3)


公式サイト:http://ikkon-movie.com/

Facebookの:https://www.facebook.com/ikkon.movie

呑みトモプロジェクト:http://ikkon-movie.com/project/index.html


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二年前、友人に誘われて行った日本酒のイベントで、『一献の系譜』のことを知りました。

石井監督は、撮影が佳境の中、現場からイベント会場へ直行。独自の文化が色濃く残る能登の風土について、厳しい自然を受け入れ神事を大切にする人々の暮らし、日本酒に命を懸ける杜氏たちの熱き魂、一筋縄ではいかない酒造りの技術の伝承問題…。

能登と映画との出逢いについて、感極まって声を詰まらせながらも丁寧に語られました。

最初の一年間は、杜氏や蔵人に密着して酒造りを学び、二年目から撮影を開始。撮影中は、杜氏たちの日本酒にかける魂と発酵の神秘の瞬間をカメラに収めるため、睡眠不足が続く緊迫した状態が続き、何度も心が折れそうになったそう。

石川で生まれた私でさえ、全く知らなかった杜氏の世界!大いに刺激を受けたのです。


その日から、待ちに待った映画が今年の春、遂に完成!4月に行われた金沢上映も大盛況で、地元メディアも絶賛していました。

そして、今回の東京上映。日本酒にあまり興味がない方にこそ、ぜひ観ていただきたいと思います。


日本酒が呑みたくなる!

能登に訪れたくなる!

能登杜氏や能登のおばあちゃんに会いたくなる!

家族を大切にしたくなる!

故郷に帰りたくなる!

やさしい気持ちになる!

忘れかけていた何かを取り戻したくなる!


そんな、人間愛溢れるドキュメンタリー映画です。

予告編はこちら


酒蔵見学にて。


宗玄酒造のトンネルから。


文と写真:山本加容